興味あること

興味深いことをいろいろと。

【医学】全身麻酔を世界で初めて行った人物は江戸時代の外科医・華岡青洲である

f:id:kyoumi_arukoto:20200105220115g:plain
全身麻酔を世界で初めて行った人物は江戸時代の外科医・華岡青洲である。

華岡青洲(はなおかせいしゅう)は、乳がん患者に、朝鮮朝顔トリカブトを調合した薬を投与し、手術を行った(1804年)

麻酔薬の完成には幾多の困難があり、実母や妻を被験者として研究を重ねた結果、実母は死に、妻は失明した。

しかし華岡は調合法を秘伝にしたため、後世には伝わらなかった。

ちなみに、世界的に全身麻酔への道を開いたのは、エーテル吸引麻酔を開発した米国のウイリアムモートンと言われている。