2020-07-21 【医学】全身麻酔を世界で初めて行った人物は江戸時代の外科医・華岡青洲である 全身麻酔を世界で初めて行った人物は江戸時代の外科医・華岡青洲である。華岡青洲(はなおかせいしゅう)は、乳がん患者に、朝鮮朝顔やトリカブトを調合した薬を投与し、手術を行った(1804年)麻酔薬の完成には幾多の困難があり、実母や妻を被験者として研究を重ねた結果、実母は死に、妻は失明した。しかし華岡は調合法を秘伝にしたため、後世には伝わらなかった。ちなみに、世界的に全身麻酔への道を開いたのは、エーテル吸引麻酔を開発した米国のウイリアム・モートンと言われている。