北京原人は食人種だった形跡がある。
発掘された骨はどれも砕かれており、髄や脳みそを食べていた可能性がある。
食人は、敵に対してだけでなく、自分の子供や妻に対しても行われたと考えられている。
(2019/12/15 追記)
別の書籍によると、
「中国の北京原人化石を発掘したフランツ ・ワイデンライヒも、北京原人の食人を疑ったが、骨はハイエナによって持ち込まれたものということで落着している」とある。
また同書によると、食人していた化石人類は、ホモ・アンテセソール(78万年前)と、ネアンデルタール人(約40万年前)である。