興味あること

興味深いことをいろいろと。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【植物】同じ花からとったものでも、花のミツとハチミツとの間では、成分が異なる

同じ花からとったものでも、花のミツとハチミツとの間では、成分が異なる花のミツに含まれる成分のほとんどはショ糖で、ほんのわずかだけブドウ糖と果糖が含まれている。これに対しハチミツは、ショ糖がごくわずかしかなく、大部分がブドウ糖と果糖になって…

【歴史】江戸時代、人々は様々な動物を使って賭けをしていた

江戸時代、人々は様々な動物を使って賭けをしていた。闘犬、闘牛、闘鶏などは現代にも残っているが、他にもクモを使った賭けや、ウグイスを使った賭けが行われていた。ハエトリクモを使った賭けでは、まず桶に水を張り、その上に一本の棒を置いて、その両端…

【暦】現在の1月1日は、春分の日から逆算する形で定められた

現在の1月1日は、春分の日から逆算する形で定められた。西暦325年に開かれたキリスト教公会議により、春分日は3月21日にすることが決定した。そして、ユリウス暦では、1月が31日、2月が28日ということが定められていたため、逆算する形で1月1日が求められた…

【歴史】大坂夏の陣で大坂城は落城したが、実は、大坂城を落城させたのは、大坂城を作った豊臣秀吉自身だという説がある

大坂夏の陣で大坂城は落城したが、実は、大坂城を落城させたのは、大坂城を作った豊臣秀吉自身だという説がある。大坂城が完成したとき、秀吉は徳川家康を連れて大坂城を案内していた。そして、秀吉は、「たとえ日本全土の軍勢がこぞって攻めてきても、摂津…

【酒】世界で一番アルコール度数の高い醸造酒は日本酒である

世界で一番アルコール度数の高い醸造酒は日本酒である。醸造酒とは、原料に酵母を加え、アルコール発酵させて作った酒のことで、日本酒やワイン、ビールなどが該当する。日本酒を作ったときのアルコール度数は、23%ほど。そのままでは強すぎるため、水で薄…

【歴史】昔は、形見分けというものがなく、その人が死んだら、その人のものはすべて処分することになっていたため、人々はすべてのものを処分したし、天皇家は都ごと処分した

昔は、形見分けというものがなく、その人が死んだら、その人のものはすべて処分することになっていたため、人々はすべてのものを処分したし、天皇家は都ごと処分した。そのため、古代では遷都が頻繁に行われていた。死は汚れであり、不吉なことであり、そう…

【食物】ヨーグルトは、ノーベル賞がもらえるほど、優れた健康食品である

ヨーグルトは、ノーベル賞がもらえるほど、優れた健康食品である。ロシアの微生物学者メチニコフは、ブルガリア旅行中、現地に住む人々の中に、90歳以上のお年寄りが非常に多くいることに気づいた。そして彼らの食生活を調査してみたところ、牛乳を発酵させ…

【歴史】打ち上げ花火の「かぎやー」「たまやー」で有名な玉屋は、火の不始末により火事を起こしてしまったため、取り潰し処分を受けていた

打ち上げ花火の「かぎやー」「たまやー」で有名な玉屋は、火の不始末により火事を起こしてしまったため、取り潰し処分を受けていた。玉屋とは、江戸・両国吉川町の玉屋市兵衛、鍵屋とは、日本橋横山町の鍵屋弥兵衛のことで、江戸の花火屋の草分けとされてお…

【歴史】江戸時代、一文銭を96枚集めると、百文銭として扱われていた

江戸時代、一文銭を96枚集めると、百文銭として扱われていた。これは省百(しょうひゃく)と呼ばれるもので、なぜか、96=100という計算式が成り立っていた。そのため、一両は四千文であるにもかかわらず、実際には3840枚集めるだけでよかった。ちなみに、水…

【歴史】現在、叙勲は人間しかもらえないが、戦前は人間以外でも叙勲がもらえた

現在、叙勲は人間しかもらえないが、戦前は人間以外でも叙勲がもらえた。叙勲をもらったのは、ウマやイヌ、ハトの三種。軍隊がタダ同然のように徴発していたため、その罪滅ぼしの意味を込めて、昭和8年5月に陸軍功章が設けられた。与えられる功章は甲乙丙の…

【歴史】日本軍は、装甲列車と装甲列車が対決する戦闘を経験したことがある

日本軍は、装甲列車と装甲列車が対決する戦闘を経験したことがある。満州事変が始まった翌日(1931年9月19日)、関東軍(日本軍)は、満州鉄道の機関車に鋼鉄板を張りつけ、臨時の装甲列車(走行機関車)を作成した。一方、張学良(中華民国)が率いる軍隊は…

【食物】全米第1位のりんごの生産地バーモント州の人々は、罹患率の低さ、一人あたりの医療費の低さについても、全米第1位である

全米第1位のりんごの生産地バーモント州の人々は、罹患率の低さ、一人あたりの医療費の低さについても、全米第1位である。バーモント州は、もともとりんごの生産量が多い地域だったが、りんご製品の振興をはかるために税制を改革したところ、りんご製品を得…

【暦】神無月は神がいない月ではないし、師走は法師が走り回る月でもない

神無月は神がいない月ではないし、師走は法師が走り回る月でもない。旧暦の月名は、和風月名(わふうげつめい)とも呼ばれている。和風月名の意味はこちら。睦月(1月・むつき) 親しい人たちがむつみあう月。如月(2月・きさらぎ) 衣更着とも書く。 暖かく…

【食物】日本で一番消費量が多い漬け物はキムチである

日本で一番消費量が多い漬け物はキムチである。漬物ポータルサイトの「食品製造業の生産動向調査より漬物生産量」によると、1位であるキムチの生産量は19.5万トン(平成25年度)。2位は浅漬けで、10.9万トン。3位は梅干し以外の塩漬けで、7.2万トンとなって…

【食物】江戸時代の人たちは、病気になるのを防ぐために紙を食べていた

江戸時代の人たちは、病気になるのを防ぐために紙を食べていた。食べていたのは「紙餅」と呼ばれる紙。これを10日に1回、味噌汁に入れて食べれば、一年中病気にならないと考えられていた。江戸時代の料理本『料理珍味集』に、紙餅の作り方が書いてある。まず…

【食物】ナタデココとは、酢酸菌と呼ばれる菌の膜のことである

ナタデココとは、酢酸菌と呼ばれる菌の膜のことである。ナタデココは、アセトバクター・キシリナムという酢酸菌から作られる。加熱殺菌などを終えたココナッツ果汁に、酢酸菌を加え、2週間ほど培養(発酵)すると、厚さ2センチほどの酢酸菌の被膜が形成され…

【危険】甘酒を化学的に加工すれば、ニトログリセリン(爆薬)ができる

甘酒を化学的に加工すれば、ニトログリセリン(爆薬)ができる。でも、作り方を紹介したらいろいろと問題が出てくると思うので、作り方は内緒にしておく(私は知っている)。また、人間や動物の糞尿からは硝酸カリウム(爆薬)を作ることができる。これも、…

【歴史】江戸時代の人たちは、夏に死ぬことが多かった

江戸時代の人たちは、夏に死ぬことが多かった。墓に記載されている死亡日を調べてみたところ、7~9月に死亡している人が多かった。夏の暑さで体力が落ち、それにより亡くなった老人や病人が多かったと考えられている。当時は、夏になると、甘酒売りが各地で…

【生物】ゴキブリは50℃以上のお湯をかけると死ぬ

ゴキブリは50℃以上のお湯をかけると死ぬ。そのため、殺虫剤などで部屋の中を汚したくない人はお湯を使うと良い。電気ポットを常備しておけば、すぐに使える。また、食器用洗剤をかけるという方法もある。洗剤をかけると、ゴキブリの呼吸器官(気門)を覆って…

【記憶】電話中に落書きをすると集中力が高まる

電話中に落書きをすると集中力が高まる。落書きは、しっかりとした絵である必要はなく、あらかじめ用意してあった図形を塗りつぶすだけでも良い(塗り絵)。イギリスのプリマス大学の研究チームが行った実験によると、図形を塗りつぶしながら電話をしていた…

【誤認】マッチよりも、ライターのほうが、先に発明されている

マッチよりも、ライターのほうが、先に発明されている。マッチが発明されたのは1827年。イギリスの科学者ジョン・ウォーカーが、塩素酸カリウムと硫化アンチモンを用いたマッチを考案した。ライターが発明されたのは1772年。平賀源内が、火打ち石にバネじか…

【動物】鶴は千年、亀は万年という言葉があるが、実際に長生きをするのは鯉である

鶴は千年、亀は万年という言葉があるが、実際に長生きをするのは鯉である。鶴の寿命は、約40年。亀の寿命は、約150年。それに対して、鯉の寿命は、200年以上である。

【工夫】女性の災害時用の靴にはバレエシューズが適している

女性の災害時用の靴にはバレエシューズが適している。バレエシューズは、薄くて軽いため持ち運びしやすく、踊るときに履く靴であるため脱げにくく、材質は布や革であるため頑丈である。災害発生時、ハイヒールなどで避難することは困難であるため、ふだんハ…

【社会】生ゴミ処理場は、1レーン作るのに1億円かかるが、3年間で3億円も回収できる

生ゴミ処理場は、1レーン作るのに1億円かかるが、3年間で3億円も回収できる。生ゴミを処理するのは微生物であるため、処理費用がかからず、運営すればするほど利益が出るという。そのため、生ゴミ処理場を作る話を市長に持ちかけてみると、たいていの市長は…

【食物】味噌とは、「まだ醤油ではない」という意味である

味噌とは、「まだ醤油ではない」という意味である。むかし、味噌は、未醤(みしょう・まだ醤油ではない)と呼ばれていた。未醤の文字は『大宝令』(701年)の「大膳職」に記載されており、これが「未曾」になり、「味噌」になったと言われている。また味噌汁…

【食物】ミャンマーにはトウガラシの漬け物がある

ミャンマーにはトウガラシの漬け物がある。トウガラシを臼でつき、米麹と塩を加え、発酵させたものである。色は真っ赤だが、乳酸菌による発酵によりカプサイシンの辛さが弱められ、カドの取れた上品な辛さに仕上がっている。またメキシコには、花の漬け物が…

【法律】アメリカでは1920年に禁酒法が施行されたが、日本では646年に禁酒法が施行されていた

アメリカでは1920年に禁酒法が施行されたが、日本では646年に禁酒法が施行されていた。646年に施行されたのは「魚酒禁止令」。農民は酒を飲んではならないし、魚を食べてもだめ、というものだった。その後、令は解かれたが、900年頃まで同じような法律が何度…

【食物】世界中で醤油が使われるようになったきっかけはカップラーメンである

世界中で醤油が使われるようになったきっかけはカップラーメンである。カップラーメンを食べることにより、初めて醤油の味に触れた人が多かったといわれている。地域にもよるが、海外の醤油はソイソースとは呼ばれておらず、キッコーマンと呼ばれている。ま…

【食物】パンは酵母を使って作るけれど、天然由来の酵母を使ったほうが良いのではないか、という発想から、野生の酵母を使ったパンが作られているが、実はこれは危険な食べ物である

パンは酵母を使って作るけれど、天然由来の酵母を使ったほうが良いのではないか、という発想から、野生の酵母を使ったパンが作られているが、実はこれは危険な食べ物である。野生酵母は、野山の花や、くだものについている菌を培養して作られる。しかし野生…

【食物】納豆菌は強い菌なので、100℃になっても死なない

納豆菌は強い菌なので、100℃になっても死なない。昔ながらの納豆には、稲わらが用いられているが、稲わらを熱湯に通し、納豆菌以外の細菌を死滅させてから、茹でた豆を入れて、納豆を作っている。また納豆菌は強いので、造り酒屋の人々は納豆を食べてはいけ…