興味あること

興味深いことをいろいろと。

【化学】人魂(ひとだま)の正体はいろいろである

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人魂(ひとだま)の正体はいろいろである。

土葬を主とした墓場などでは、動物の骨の成分であるリン酸カルシウムが土中で分解し、この中のリンが空気中の酸素と化合して青白く燃えだし、人魂として観察されることがある。

発光バクテリア、ウミホタル、夜光虫などのついた魚を、ネコか何かがくわえて暗闇の中を走り抜けると、人魂が飛んでいるように見える。

また、ユスリカ(蚊によく似た虫)やブヨの大群に発光バクテリアが付着すると、人魂が揺らめいているように見える。