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【相撲】土俵の東西は、実際の東西とは一致していない

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土俵の東西は、実際の東西とは一致していない。
相撲では、正面が北で、向正面(むこうじょうめん)が南、向正面から見て右手が東、左手が西と定められており、実際の方角とは関係がない。

ちなみに、テレビ中継は正面(北)から向正面(南)に向かって映し出されており、画面左が東、画面右が西となる。


(2019/12/13 追記)
土俵上の屋根からは、四方房と呼ばれる布がぶら下がっているが、これに使われている青赤白黒の四色は、春夏秋冬を表しており、また東南西北を表している。

つまり、
青春、朱夏、白秋、玄冬であり、
青龍、朱雀、白虎、玄武を表している。

青龍、朱雀、白虎、玄武は、それぞれ東南西北を表している。


(2019/12/20 追記)
年に4回(春夏秋冬)ある土用の色は、黄色で、
土用は、東西南北の「中央」を表している。

また、色と方角の関係性は、陰陽五行説からきている。