アメリカ大陸を発見したコロンブスは、自らは神の使いである、ということを現地住民に知らしめるために、月食を予言した。
月食は、当時のヨーロッパの科学水準で十分に予測できるものであったため、コロンブスもその技術を活用しただけに過ぎないのだが、現地住民はそんなことは知らなかったため、コロンブスを神の使いだと信じこんでしまった。
(2019/12/27 追記)
コロンブスは、4度アメリカ大陸に渡っている。
最初の航海の帰りには、奴隷用として、インディアンを6人連れて帰った。
2回目の航海の帰りには、奴隷用として、インディアンを500人連れて帰った。
しかし、いずれもスペイン・イザベラ女王の反対により、もとに戻させた。
3回目の航海から帰ると、逮捕された。
植民地で勝手な管理を行った容疑で。
4回目の航海のときに、月食を予言した。