ワシントン条約により、象牙の国際取引は禁止されたが、現在では、マンモスの牙が取り引きされている。
マンモスの牙は日本にも輸出されており、マンモス印鑑として流通している。
また、象牙は加工すると、マンモスの牙と見分けがつかなくなるため、象牙を所持しているにもかかわらず、マンモスの牙だと詐称して、税関を通り抜ける不届き者もいるという。
そのような状況であるため、マンモスの牙を、ワシントン条約で保護しようという動きもある。
ワシントン条約の正式名称は、
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」
であるため、絶滅した動物が対象とされるのは異例である。