興味あること

興味深いことをいろいろと。

【起源】化粧のアイシャドーは、もともと虫よけだった

f:id:kyoumi_arukoto:20191210082910g:plain
化粧のアイシャドーは、もともと虫よけだった。

アイシャドーは、5000年ほど前のエジプトで、すでに使われており、孔雀石をすりつぶした青い粉をまぶたに塗っていた。

孔雀石には毒性のある炭酸銅が含まれており、眼病を伝染させる蝿が目の周りにとまるのを防いだ。

また古代エジプトでは、早くから化粧技術が発達しており、髪を染めたりしていた。


(2020/01/03 追記)
エジプトでアイシャドーが使われていたのは、紀元前3500年頃。

メマトイと呼ばれる蝿がやってくるのを避けるために使用されていた。

当時は、緑色を孔雀石で作り、黒色をコリライトで作っていた。
(上記の「青い粉」という言葉は、緑色のことを青色と呼ぶ日本語特有の表現によるものだと思われる)

アイシャドーの風習は、ギリシャ時代、ローマ時代にも継承され、アラビア女性のおしゃれ(身だしなみ)となった。

アイシャドーは、18世紀には舞台化粧となり、20世紀半ばに一般的に普及した。