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【暦】現在使われている曜日(七曜)は、空海が唐から持ち帰った経典に含まれていた

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現在使われている曜日(七曜)は、空海が唐から持ち帰った経典に含まれていた。

経典の名前は宿曜経(すくようきょう)*1

もともとは、インドの暦学の集大成と位置づけられており、日時の吉凶善悪を二十八宿と七曜で決めるというものだった。

その後、明治時代に太陽暦が採用され、明治6年新暦カレンダーに初めて七曜が登場した。

しかし太政官布告政令)には、七曜を採用した経緯が記されていなかったため、なぜ現在のカレンダーが七曜となっているのかは不明である。

*1:正式名称は「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」