2020-03-14 【暦】現在使われている曜日(七曜)は、空海が唐から持ち帰った経典に含まれていた 現在使われている曜日(七曜)は、空海が唐から持ち帰った経典に含まれていた。経典の名前は宿曜経(すくようきょう)*1。もともとは、インドの暦学の集大成と位置づけられており、日時の吉凶善悪を二十八宿と七曜で決めるというものだった。その後、明治時代に太陽暦が採用され、明治6年の新暦カレンダーに初めて七曜が登場した。しかし太政官布告(政令)には、七曜を採用した経緯が記されていなかったため、なぜ現在のカレンダーが七曜となっているのかは不明である。 *1:正式名称は「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」