【物理】電車が加速すると、中にいる人の体やつり革は進行方向に対して後方に傾いていくが、軽い気体の入った風船は進行方向と同じ方向(前方)に傾く
電車が加速すると、中にいる人の体やつり革は進行方向に対して後方に傾いていくが、軽い気体の入った風船は進行方向と同じ方向(前方)に傾く。
電車の中にいるとき、人の体やつり革には、重力と慣性力(電車の進行方向とは逆向き)がかかるため、これらの合力により、後方斜め下方向に力が働く。
それに対し、風船にかかっている力は浮力(重力分が引かれている)である。
電車が停止しているとき、風船には、重力とは逆方向に力(浮力)がかかっている。
そのため、電車が加速すると「重力+慣性力」とは逆方向に力が働くため、軽い気体の入った風船は進行方向と同じ方向(前方)に傾く。