興味あること

興味深いことをいろいろと。

【雑記】大正4年に上野動物園にいたパンダ

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大正4年上野動物園にパンダがいたって知ってますか?

たった一行だけ。

たった一行だけ、本に記載されていたその一文を見て、私は、あれって思ったんですよ。

たしかパンダは、日中国交正常化によって、中国から初来日したんじゃなかったかな、って。

で、上野動物園公式サイトで「上野動物園の歴史」というページを見てみたんですけれど、

「1972(昭和47)年には、日中国交回復を記念しジャイアントパンダが来園し、大変なにぎわいを見せました」

って書いてある。

まあ、そうですよね。

さらにサイトを閲覧してみると、上野動物園は、明治15年(1882)に開園したと書いてある。

大正4年のあたりには、パンダの記述は見当たらない。

さて。

この「大正4年上野動物園にパンダがいた」という情報は、いったいどのように扱えばいいのだろうか。

上野動物園側が認識してない?

まさか。

いくら100年近く前の情報だからといって、自分たちが飼育していた動物の情報を把握していないとは思えない。

ではこの「大正4年上野動物園にパンダがいた」という情報はいったい何なのだろう。

うーん、わからない・・・

わからないことは、わからないままにしておく、というのが私の主義なので、とりあえずこのことは頭の片隅に置いといて、いったん忘れることにしました。

またいつか、新しい情報が入ることもあるだろう、と。

後日、新たな情報が手に入りました。

別の本を読んでいるときに、大正4年上野動物園にパンダがいたって書いてあるじゃないですか。

しかも今度はかなり詳細に書かれている。

大正4年上野動物園にいたパンダは「レスタパンダ」だって書いてあるじゃないですか。

やったー、これでブログに文章が書けるぞー。

みんな知らないだろー、大正4年上野動物園にパンダがいたなんてー。

ところで、レスタパンダってどんなパンダなんだろう。

ネットで検索してみました。

レッサーパンダが出てきました。

沈、黙(5秒間)。

ああああああああああ!

また、やってしまったあああああ!

詰んだ、詰んだ、詰んだ、詰んだ、詰んだー!

将棋界では、詰みを見逃して負けることを頓死っていうみたいですけれど、まさに頓死ですよ!

ああああああああああ!

いや、まて、よく見てみろ。

検索結果には「レッサーパンダで検索しています。 レスタパンダで再検索」しますか? って書いてある。

スタパンダで再検索してみました。

レッサーパンダが出てきました。

撃沈。。。。。(もう体を支える力もない。。。。。)

そんな感じでこのブログは作られています。

【誤認】「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」という言葉があるが、実際の的中率は60%程度である

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「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」という言葉があるが、実際の的中率は60%程度である。

日本の天候は、西から東へかけて変化する。

そのため、朝焼けがきれいに見える場合は、高気圧が東の空にあるため、西からやってくる低気圧の働きによって、その後の天気は雨になる。

夕焼けがきれいに見える場合は、西からやってくる高気圧の働きによって、その後の天気は晴れになる。

しかし、ことわざで表わされているその言葉も、実際に統計を取ってみると60%程度であるため、なんとも微妙な結果となっている。

ちなみに「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」に関連する問題は、三田紀房の漫画『ドラゴン桜』にも登場する。

【施設】東京ドームの地下には競輪場が格納されている

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東京ドームの地下には競輪場が格納されている。

もともと同地は、1973年まで、後楽園競輪場という公営の競輪場だった。

その後、大型プールやゴルフ場を経て、東京ドームが作られることになったが、これ以上頑丈な基礎(地盤)を作り上げるのは困難、という判断から、競輪場の上に野球場が作られた。

ちなみに、その気になれば、現在でも、東京ドームの中で競輪を開催することは可能だという。

2回目の東京オリンピックは、2020年に行われることが決定したが、もし2016年度の招致に成功していたら、自転車競技は東京ドームで行われていたともいわれている。

【数学】ゼロを発明したのはインド人だと言われているが、それよりも1000年ほど前に栄えていた古代バビロニアでは、すでにゼロを使用していた

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ゼロを発明したのはインド人だと言われているが、それよりも1000年ほど前に栄えていた古代バビロニアでは、すでにゼロを使用していた。

インドでゼロを使用しはじめたのは、西暦876年。

古代バビロニアでは、紀元前200年までには、すでにゼロを使用していた。

ただし、古代バビロニアでは、表記にゼロを使用していただけで、計算には使用していなかった。

【商品】茶柱が立つと縁起がいい、とされているが、これは品質の悪い茶葉を売り切るために考案された、お茶商人による殺し文句である

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茶柱が立つと縁起がいい、とされているが、これは品質の悪い茶葉を売り切るために考案された、お茶商人による殺し文句である。

高級品の玉露や煎茶で茶柱が立つことはない。

これらの茶には、もともと茎は入っていないし、入っていたとしても、低温で抽出するため、茎は湯に沈む。

庶民向けの番茶には茎が入っている。

また番茶は高温で抽出するため、茎が沈まず、茶柱が立ちやすい。


(2020/01/31 追記)
一般市民が日常生活の嗜好品として手軽に飲用できるようになったのは、江戸時代からである。