アキレス腱の名称のもとになったアキレスは、実は不死身だった。
アキレスは、ギリシア神話・ホメロスの叙事詩『イリアス』に主人公として登場しており、海の神である母親が、冥土の境界を流れる川に浸して洗礼したところ、不死身になった。
しかし洗礼のとき、母親はアキレスの足首をつかんでいたため、足首だけは水に浸されなかった。
そのため、不死身であるにもかかわらず、足首にだけ弱点が残ってしまい、トロイ戦争のときに毒矢で足首を射たれて死んでしまった。
ピルトダウン人と呼ばれる化石人類を捏造した人物がいる。
ピルトダウン人を作ったのは、アマチュア古生物学者のチャールズ・ドーソン。
1909年~1912年の発掘調査により発掘され、約40~50万年前に生存したとされていた。
しかし、ネアンデルタール人、ピテカントロプス、アウストラロピテクスなどと比較すると、頭骨や下顎骨のバランスがあまりにも異なっていたため、その理由を探るために、様々な人たちがピルトダウン人に関する論文を書き、その数は250にものぼった。
化石人類を捏造していたことは、1949年にフッ素測定を行ったことにより発覚した。
しかし、250もの論文が書かれたことにより、微に入り細をうがつという、化石分析の体系化に役立ったという評価もある。
あまりにも太っている人は、移動するのに大型トラックを使用し、埋葬のときにはクレーンが使われる。
クレーンで埋葬されたのは、米国イリノイ州に住んでいたロバート・ヒューという人物。
身長1.83m、体重は485kgで、胸囲は3.1m、腰回りは3.15m、腕の太さは91cmだった。
あまりにも重く、身動きができないため、普段の移動には大型トラックを利用しており、31歳の時に死亡した。
18世紀後半、中国では様々な動物の部位を組み合わせて人魚を作っていた。
作っていたのは剥製師。
様々な動物の遺骸を組み合わせて、人魚や、哺乳類と鳥類の合成動物、などの剥製を作っていた。
作った剥製は、旅行者などに高値で売っていた。