興味あること

興味深いことをいろいろと。

【体】人類は直立することにより痔に悩むようになった

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人類は直立することにより痔に悩むようになった。

四足歩行から、二足歩行に進化すると、内臓にかかる重力の方向は90度変化する。

人類はその変化に対応すべく、腹膜を強化するなどの対応を行ったが、十分ではなかったため、直腸や膀胱のあたりに重みが集中することになった。

そして、腹膜が腸と一緒に飛び出すことによりヘルニアを起こしたり、直腸が下がることによって、脱肛や痔に悩まされることになった。

また、心臓よりも高い位置にある脳へ血液を送るために、血圧もあがったといわれている。

【神話】アキレス腱の名称のもとになったアキレスは、実は不死身だった

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アキレス腱の名称のもとになったアキレスは、実は不死身だった。

アキレスは、ギリシア神話ホメロス叙事詩イリアス』に主人公として登場しており、海の神である母親が、冥土の境界を流れる川に浸して洗礼したところ、不死身になった。

しかし洗礼のとき、母親はアキレスの足首をつかんでいたため、足首だけは水に浸されなかった。

そのため、不死身であるにもかかわらず、足首にだけ弱点が残ってしまい、トロイ戦争のときに毒矢で足首を射たれて死んでしまった。

【嘘】ピルトダウン人と呼ばれる化石人類を捏造した人物がいる

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ピルトダウン人と呼ばれる化石人類を捏造した人物がいる。

ピルトダウン人を作ったのは、アマチュア生物学者のチャールズ・ドーソン。

1909年~1912年の発掘調査により発掘され、約40~50万年前に生存したとされていた。

しかし、ネアンデルタール人ピテカントロプスアウストラロピテクスなどと比較すると、頭骨や下顎骨のバランスがあまりにも異なっていたため、その理由を探るために、様々な人たちがピルトダウン人に関する論文を書き、その数は250にものぼった。

化石人類を捏造していたことは、1949年にフッ素測定を行ったことにより発覚した。

しかし、250もの論文が書かれたことにより、微に入り細をうがつという、化石分析の体系化に役立ったという評価もある。

【人物】あまりにも太っている人は、移動するのに大型トラックを使用し、埋葬のときにはクレーンが使われる

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あまりにも太っている人は、移動するのに大型トラックを使用し、埋葬のときにはクレーンが使われる。

クレーンで埋葬されたのは、米国イリノイ州に住んでいたロバート・ヒューという人物。

身長1.83m、体重は485kgで、胸囲は3.1m、腰回りは3.15m、腕の太さは91cmだった。

あまりにも重く、身動きができないため、普段の移動には大型トラックを利用しており、31歳の時に死亡した。

【化学】人魂(ひとだま)の正体はいろいろである

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人魂(ひとだま)の正体はいろいろである。

土葬を主とした墓場などでは、動物の骨の成分であるリン酸カルシウムが土中で分解し、この中のリンが空気中の酸素と化合して青白く燃えだし、人魂として観察されることがある。

発光バクテリア、ウミホタル、夜光虫などのついた魚を、ネコか何かがくわえて暗闇の中を走り抜けると、人魂が飛んでいるように見える。

また、ユスリカ(蚊によく似た虫)やブヨの大群に発光バクテリアが付着すると、人魂が揺らめいているように見える。