2020-01-16 【医療】大便の移植手術がある 大便の移植手術がある。クロストリジウム・ディフィシル感染症を患った人たちは、乳酸菌やビフィズス菌の製剤では腸内環境を整えることができない。そのため、健常な家族などから大便を提供してもらい、腸に移植することで、腸内環境を改善させている。また、この治療方法は、米国では認可されているが(上記感染症の場合のみ)、日本ではまだ認可されていない。移植方法は、肛門から注入したり、鼻からチューブを通して十二指腸に届けたり、大便から作ったカプセルを飲み込む(カナダの臨床試験)など、様々である。