2020-03-08 【食物】そうめんは、もともと縄のように太かった そうめんは、もともと縄のように太かった。昔のそうめんは、小麦粉と米粉を3対1くらいにに混ぜ合わせ、それを手でこね、縄のようにした代物であったため、古人はそうめんのことを「麦縄(むぎなわ)」と呼んでいた。また『延喜式」には「索麺(さくめん)」と記載され、平安時代中期の辞書『倭名類聚抄』には「索餅(むぎなわ)」とも呼ばれていた。麦縄は、こしきで蒸し、からしと大根おろしを添えた酢で食べていた。