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【暦】六曜は単純な計算式によって成り立っている

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六曜は単純な計算式によって成り立っている。

六曜の計算式は以下の通り。

M=月(旧暦)
D=日(旧暦)

(M+D)÷6=AあまりN

N=0:大安
N=1:赤口
N=2:先勝
N=3:友引
N=4:先負
N=5:仏滅

たとえば、旧暦が5月8日の場合は、

(5+8)÷6=2あまり1

となり、赤口となる。

このように六曜は簡単な計算式によって成り立っているため、江戸時代の人たちはほとんど無視していたし、江戸時代の暦にもほとんど書かれていなかった。

しかし新暦となり、旧暦の影響が少なくなった頃から、カレンダーに六曜の記載が行われるようになった。

新暦のことしか知らない人々は、六曜に占術めいたものを感じるようになり、冠婚葬祭の日取りを決める目安などに使用するようになっていった。