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【食物】ナタデココとは、酢酸菌と呼ばれる菌の膜のことである

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ナタデココとは、酢酸菌と呼ばれる菌の膜のことである。

ナタデココは、アセトバクター・キシリナムという酢酸菌から作られる。

加熱殺菌などを終えたココナッツ果汁に、酢酸菌を加え、2週間ほど培養(発酵)すると、厚さ2センチほどの酢酸菌の被膜が形成される。

これを水につけて、酢酸を洗い落とし、天日にさらしたり、漂白したりしたものがナタデココになる。

ちなみにナタとは、スペイン語で「皮膜」という意味。

そのため、ナタ・デ・ココとは「ココナッツの皮膜」という意味である。