グレープフルーツジュースで薬を服用すると、死んでしまうことがある。
グレープフルーツには、フラノクマリンという、胃腸の吸収効率を狂わせる効果を持つ物質が含まれている。
そのため、薬によっては、体への吸収効率が極端に高められてしまうため、動悸や吐き気、意識を失うなどの症状に見舞われることがあり、最悪の場合は死に至る。
またフラノクマリンは、一度摂取すると、2〜3日は体内に残存するため、直近の食事内容を記憶しておかなくてはならないという厄介さも持ち合わせている。
またグレープフルーツの果肉にも、ジュースにもフラノクマリンは含まれているが、濃度はジュースの方が高くなっている。
また、グレープフルーツ以外にも、フラノクマリンが含まれる食材があるので、注意が必要。
以下、そのリスト(大阪国際がんセンター調べ)
(柑橘類)
・夏ミカン
・ダイダイ
・サワーオレンジ
・ブンタン(ザボン)
・絹皮(安藤みかん)
・スウィーティー(グレープフルーツ&ボンタン)
・ハッサク
・晩白柚
・金柑
・ライム、など
(柑橘類以外)
・パセリ
・セロリ
・ミツバ
・イチジク
・ざくろ、など