興味あること

興味深いことをいろいろと。

【起源】食卓用ナイフは、もともと先端がとがっていたが、それを爪楊枝がわりに使う者が続出したので、先端が丸められた

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食卓用ナイフは、もともと先端がとがっていたが、それを爪楊枝がわりに使う者が続出したので、先端が丸められた。

17世紀フランス、ルイ13世の宰相であったリシュリューは、自宅に招待した客が、ナイフを爪楊枝がわりにするのを見て、その行儀の悪さに閉口し、召使いに命じて、ナイフの先端を丸く削らせたのがはじまりとされている。

また現在のフォークは4本歯が主流となっているが、もともとは3本歯だった。

18世紀イタリア、庶民はスパゲッティを手づかみで食べていたが、ナポリの王・フェルディナンド2世の式部官スパダッチーニが、従来のフォークを3本歯から4本歯に改良したところ、使いやすさが支持され、庶民の食卓でも使われるようになった。