南国産のイメージが強いマンゴーは、北海道でも栽培されている。
作っているのは、温泉地としても有名な十勝地方。
温かい温泉水とハウス栽培を組み合わせて栽培している。
北海道で生産したマンゴーは、南国産のマンゴーと比べてヤニ臭さが少なく、繊維が柔らかいため、皮まで食べられる。
また、寒冷・低湿な気候であるため、防虫剤や防カビ剤を使用する必要もなく、安全なマンゴーを提供できる。
味も申し分ない。
各県産のマンゴーを目隠しで試食してみたところ、十勝産のマンゴーが一番美味しいと評価された。
ヤニ臭さが少なく、繊維が柔らかいところが評価されており、マンゴーを多く生産している宮崎県の生産農家も、十勝産のマンゴーが一番美味しいと評価した。
当初、十勝でマンゴーを生産しようと試みた人物は、十勝地方の幾人もの経済人に掛け合ってみたが、誰にも相手にされなかった。
しかし、温泉を引き込む土地を探していたところ、
「おまえはふつうじゃないよ。でも、ふつうじゃないやつがいないと、町に活気がなくなるからな。土地を貸してやる」
といわれ、3500坪の土地を借りることに成功した。
(2020/01/22 追記)
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ありがとうございます。
記事、大丈夫だったかな?