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【競技】昔は、ボウリングで3連続ストライクが出ると七面鳥がもらえた

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昔は、ボウリングで3連続ストライクが出ると七面鳥がもらえた。

1850年頃、アメリカではボウリング場の建設が続いていたが、当時のボウリング場は、レーンが水平ではなかったため、ストライクを取るのも難しかった。

そこで店側は、3連続ストライクを達成した人に七面鳥を贈り、栄誉をたたえることにした。

これが、3連続ストライクのことをターキー(七面鳥)と呼ぶ由来である。

ボウリングの歴史は古い。

ボウリングに類する戸外競技は、古代エジプト時代から行われているし、イギリスでは、ボウリングを、弓術の次に古い戸外遊戯としている。

3〜4世紀のヨーロッパでは、宗教行事としてボウリングが行われていた。

中世ドイツ(5〜15世紀)でも、教会で大流行していた。

もともとボウリングのピンは9本だった。

ピンを9本に定めたのは、宗教改革マルティン・ルター

菱形に並べられ、ナインピンズと呼ばれた(16〜17世紀頃)。

そのため、明治23年頃、日本に輸入されたとき、ボウリングは「九柱戯」と名づけられた(現在は、十柱戯になっている)。

アメリカでは、ボウリングが賭け事の対象となっていたため、政府は、1865年にナインピンズ禁止法を施行した。

しかし人々は、じゃあピンの本数を変えればいいんだろ、といってピンを1本増やし、10ピンでボウリングをするようになった。