ラクダもウマも右利きが多い。
アリストテレスは、オウム、ライオン、ラクダを観察し、彼らは右利きであるという結論を出している。
ネズミ、ウマ、クジラなどについても詳細な観察が行われており、ニホンザルは戦前の万国生理学会に発表されるなど、右利きの傾向があることが示されている。
人類も、古今東西、右利きが多い。
古代人の利き腕は、使用した道具や、食用とした動物の傷の状態などから推測することができるため、青銅器時代人、石器時代人、旧人、原人、猿人も右利きだったと考えられている。
また、お腹の中にいる胎児も、胎生6~7ヶ月で、右利きの徴候を示すものが多い。