2020-05-29 【物理】西暦132年、中国にはすでに地震計が存在していた 西暦132年、中国にはすでに地震計が存在していた。地震計を作ったのは後漢の政治家・張衡(ちょうこう)。龍の頭の形をした8つの蛇口(東西南北を示している)を瓶(かめ)の側面につけて、水で満たすことにより、地震が発生したときに流れ落ちる水の量から、地震が起きた方角を探知するというものだった。実際に、この地震計は役に立っており、500キロメートル離れている甘粛(かんしゃく)で起きた地震を観測している。