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【気象】雷鳴は衝撃波の音である

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雷鳴は衝撃波の音である。

雷は、雲の中にある、あられや、氷晶の粒が摩擦することによって作られるが、空気は絶縁体であるため、通常は電気を通さない。

しかし電界が、ある値(しきい値)を超えてしまうと、空気中の絶縁状態が破壊され(絶縁破壊)、空気中を大電流が流れることになる(放電)。

すると、大電流が流れた空気の道は瞬間的に高温となり、熱せられた空気は爆発的に膨張する。

この爆発的に膨張した空気が、稲妻とともに音速よりも速い速度で移動するため、衝撃波が発生し、雷鳴が鳴り響く。

また落雷は、細かい絶縁破壊を繰り返し、道を作りながら進んでいくため、ジグザグに見える。