【植物】ジャガイモ、タバコ、桐は、食虫植物の仲間である
ジャガイモ、タバコ、桐は、食虫植物の仲間である。
これらの植物の葉の表面では、死んだ昆虫が見つかることが多い。
葉に昆虫がとまると、葉から粘着性の高い液体や毒液が分泌され、昆虫がそこで死んでしまうためである。
その後、昆虫の死骸は地面に落ちて腐敗する。
そして、細菌により分解されることになるが、それにより発生した窒素を根から吸収することで、植物は栄養を獲得している。
またスミレの一種であるセラードという名の植物は、地中で葉を出し、ミミズなどの小さな虫を捕まえて消化し、栄養にしている。
これらの植物は、原肉食植物(プロト肉食動物)と呼ばれている。
原肉食植物とされる植物は、約600種見つかっている。