味噌とは、「まだ醤油ではない」という意味である。
むかし、味噌は、未醤(みしょう・まだ醤油ではない)と呼ばれていた。
未醤の文字は『大宝令』(701年)の「大膳職」に記載されており、これが「未曾」になり、「味噌」になったと言われている。
また味噌汁を毎日飲むと、胃がんによる死亡率が下がる(1981年調査)。
さらに、その後の調査によって、十二指腸潰瘍、肝硬変、がん(全部位)、動脈硬化、狭心疾患、高血圧、胃潰瘍の死亡率も下がることが確認されている。
がんに強い理由は、大豆に含まれるトリプシンインヒビター。
トリプシンインヒビターを、皮膚がんを患っているマウスに投与してみたところ、皮膚がんが打ち消され、皮膚がんの進行が鈍化したことが確認されている。