【歴史】江戸時代には、すでに歯磨き粉が存在していた
江戸時代には、すでに歯磨き粉が存在していた
江戸時代の歯磨き粉は、微粒の白砂を水洗いにしたもので、これに竜脳(りゅうのう)や丁子(ちょうじ)などの香木を、粉末にして混ぜていた。
また古代の遺跡(年代不明)からは、歯ブラシの原型と言えるものが出土している。
木片の一方を細かく切り刻んだブラシ状のもので、塩や白砂をつけて磨いていたとされる。
また魏志倭人伝(3世紀)には、口の中を衛生的にするものとして、日本ではお歯黒が行われていたことが記載されている。