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【歴史】ローマ皇帝の中には、剣闘士としてコロッセオで戦っていた人物がいた

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ローマ皇帝の中には、剣闘士としてコロッセオで戦っていた人物がいた。

西暦180年に即位したコンモドゥス帝は、毎朝、朝食前に虎を一匹殺すのが日課となっており、猛獣との格闘に喜びを感じていた。

また彼は、ギリシア神話の英雄へラクレスに心酔しており、ヘラクレススタイル(黄金の冠、ライオンの皮、棍棒)で剣闘士競技に1000回あまりも出場した。

剣闘士としてはとても優秀だったが、政治そっちのけで残虐な遊びを行っていたため、行く末を案じた側近たちの手によって、皇帝は暗殺された。