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【語源】1日(ついたち)という言葉は、「月が立つ」という意味である

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1日(ついたち)という言葉は、「月が立つ」という意味である。

昔の暦は、月の満ち欠けが基準となっていたため、月が初めて立つ(現れる)二日月(ふつかつき・新月の次)のことを、ついたちと呼んでいた。

ローマ帝国では、ついたちの月が見えると、係の者が、月が見えたと叫んでいた。

そしてこの、叫ぶ(カレンデ)という言葉が、カレンダーの語源となっている。

また、ついたちのことを朔日(さくじつ)と呼ぶことがあるが、これは月が出たことを確認してから、新月の日がいつだったかを遡って(さかのぼって)確認していたため、「遡」の文字を使って「朔」と呼ぶようになった。