1900年頃イギリスでは、サナダムシを腸内に寄生させるダイエットが流行っていた。
ダイエットを成功させるために、サナダムシ・タブレットも売られており、スタイルを気にする女性たちが挑戦していた。
化学的に分析してみると、寄生虫症に感染することで食欲が低下するし、また、サイトカインという免疫系の化学物質の分泌が高まり、それにより食欲が低下するため、痩せられる。
そのため、サナダムシダイエットは効果があるということになるが、サナダムシの幼虫が脳や脊髄などに寄生すると、致命的な結果を招くことになるので注意が必要。