月は昔、グルグルと回っていた。
しかし、地球の引力が月にブレーキをかけたため、月は次第に自転速度を弱め、現在では同じ月面を地球に向け続けている。
また地球自身も、月の引力によってブレーキをかけられてしまったため、現在の1日の時間は24時間となっている。
もともと、地球の1日は6時間だった。
もし月がなかったら、太陽の引力によるブレーキしか働かなかったため、その時の地球の1日の時間は、8時間だったと計算されている。
また地球上の生物も、8時間で1サイクルの生活(起床から睡眠まで)を送っていただろうといわれている。
また、1日8時間の地球は、自転速度が速いため、地上には強風が吹きあふれていたとも言われている。