(2019/12/25 新規)
戦時中、日本軍は、さつまいもを燃料にして戦闘機を飛ばそうとしていた。
さつまいもを加工すると、燃料用アルコールが生成できるため、国策としてさつまいもが大量に植えられていた。
しかし国内の飢えが進行し、食料増産の方が喫緊の課題となってしまったため、さつまいもは国民の食料へと回された。
(2020/02/19 追記)
第二次世界大戦末期、ボルネオ島にいた日本軍は、タロイモを発酵させて燃料を作り、飛行機を飛ばしていたという記録が残っている。
イモの主成分であるデンプンに麹菌を混ぜて加水分解するとブドウ糖ができる。
これに、アセトンブタノール菌をつけて発酵すると、アセトンとブチルアルコールができるため、還元して水素をくっつけるとイソオクタン(燃料)ができるという原理である。