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【生物】種なしスイカは、染色体の数を操作することによって作られている

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種なしスイカは、染色体の数を操作することによって作られている。

ふつう、スイカの染色体の数は22本(二倍体)である。

しかしスイカの苗にコルヒチンという薬品をつけると、染色体の数が44本(四倍体)になる。

そして、染色体の数が44本(四倍体)のスイカと、染色体の数が22本(二倍体)のスイカをかけ合わすと、染色体の数が33本(三倍体)のスイカができ、そこから取った種をまいて育てたスイカが種なしスイカになる(三倍体のスイカには生殖能力がないため)。

しかし一般的に、種なしスイカは、普通のスイカより甘くないので、あまり流通していない。