興味あること

興味深いことをいろいろと。

2019-01-01から1年間の記事一覧

【経済】かつて、もらいすぎてしまった贈答品(お歳暮など)を、百貨店側が引き取ってくれるサービスがあった

かつて、もらいすぎてしまった贈答品(お歳暮など)を、百貨店側が引き取ってくれるサービスがあった。 贈答品を発送した百貨店と同じ百貨店に持っていくと、贈答品とほぼ同額の商品券と交換してもらえたが、現在、そのサービスはもう行われていない。

【生物】絶滅した動物がクローン技術で再生されたことがある

絶滅した動物がクローン技術で再生されたことがある。 再生されたのは、ピレネーアイベックスという西暦2000年に絶滅したヤギ属の動物。 ヤギの受精卵にDNAを組み込んでみたところ、誕生させることに成功したが、誕生直後に死亡した。

【経済】ワシントン条約により、象牙の国際取引は禁止されたが、現在では、マンモスの牙が取り引きされている

ワシントン条約により、象牙の国際取引は禁止されたが、現在では、マンモスの牙が取り引きされている。マンモスの牙は日本にも輸出されており、マンモス印鑑として流通している。また、象牙は加工すると、マンモスの牙と見分けがつかなくなるため、象牙を所…

【地理】少なくとも2万年前までは、サハラ砂漠は緑あふれる土地だった

少なくとも2万年前までは、サハラ砂漠は緑あふれる土地だった。 またそれを裏付けるかのように、サハラ砂漠では、穀物をすりつぶすための石器が数多く出土している。サハラ砂漠は、環境の変化により、現在のような大砂漠になったと言われている。 その原因は…

【気象】「大気が不安定」というのは、上昇気流が起こりやすい状態のことである

「大気が不安定」というのは、上昇気流が起こりやすい状態のことである。上昇気流により積乱雲が発達し、集中豪雨や落雷、突風や降雹などが起きる可能性がある。「大気が安定」とは、地表が寒気、上空が暖気の状態を表し、 「大気が不安定」とは、地表が暖気…

【気象】雲は常に落下している

雲は常に落下している。しかし雲の一粒ひとつぶを見てみると、1メートル落下するのに1分以上もかかっているため、地上から見ると、落下しているようには見えない。 (2020/01/14 追記) 雨粒は、直径0.2ミリ以上。 雲は、直径0.1ミリ以下、とみて問題ない。…

【珈琲】ダッチコーヒー(水出しコーヒー)は京都発祥である

ダッチコーヒー(水出しコーヒー)は京都発祥である。京都のコーヒー店「はなふさ」のオーナーが、とあるコーヒー通が書いた、インドネシアでのコーヒーの淹れ方に興味を持ち、たった数行の記述を参考にしながら、製作してみたのがはじまりとされる。試行錯…

【起源】海から陸上へ進出した生物は、積極的に進出したわけではなくて、いやいや進出した

海から陸上へ進出した生物は、積極的に進出したわけではなくて、いやいや進出した。約4億年前、どこかの地域で海がせき止められてしまった。 そして何万年か、何十万年かをかけて徐々に干上がってしまったため、海の生物は、陸上の環境にゆっくりと適応して…

【語源】「ごまかす」という言葉は、語源自体がごまかし合っている

「ごまかす」という言葉は、語源自体がごまかし合っている。インターネットで調べてみたところ、「ごまかす」の語源は、①ただの灰を、弘法大師の護摩(ごま)の灰(かす)と称して売ったことから ②中が空洞になっている見かけ倒しの胡麻菓子からということに…

【植物】紅葉は、葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)が分解され、緑色を失うことによって起きる現象である

紅葉は、葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)が分解され、緑色を失うことによって起きる現象である。緑色を失うと、葉は赤色か黄色に色づくことになるが、 葉に溜まったブドウ糖を材料にして、赤い色素(アントシアニン)が作られた場合は赤くなり、 それ以…

【誤認】チェスの女王(クイーン)は男性である

チェスの女王(クイーン)は男性である。もともとクイーンは、カウンセラー(参謀、側近)という意味の名で呼ばれていたが、英語に翻訳されたときに女王(クイーン)と訳された。男性だった痕跡は、露和辞典の「ферзь フェルズ」で確認することが可能で、 「…

【歴史】秦(しん)の白起将軍は40万人の捕虜を生き埋めにした

秦(しん)の白起将軍は40万人の捕虜を生き埋めにした。紀元前260年、長平の戦いで勝利した白起将軍は、趙兵の捕虜40万人を手に入れた。 しかし、そんな大人数を賄うことはできず、反乱にあう恐れもあったため、捕虜にした趙兵に命令して穴を掘らせ、上から…

【光】植物の葉に含まれる葉緑体は、緑色の光をほとんど吸収していない

植物の葉に含まれる葉緑体は、緑色の光をほとんど吸収していない。 葉緑体が吸収するのは赤色や青色で、緑色は反射している。 そして人間は、反射された緑色の光を見ているので、葉が緑色に見える。

【植物】植物は90%以上の養分を、地中からではなくて、空気中から取得している

植物は90%以上の養分を、地中からではなくて、空気中から取得している。17世紀半ば、ベルギーの医師ファン・ヘルモントは、5年間、柳の木を水だけで育ててみた。 すると、2.27kgだった木が、76.74kgへと成長し、 土の重量は、0.0056kgしか減らなかった。光…

【珈琲】コーヒー豆は豆ではない

コーヒー豆は豆ではない。 「豆」は胚乳(はいにゅう)が退化消失したもの総称で、胚乳が消失していないコーヒーは、米や小麦、トウモロコシなどと同じグループに分類される。胚乳とは、種子が発芽する際の養分をため込んでおく組織である。

【法律】自分の土地から埋蔵金が出てきたとしても、素直には喜ぶことができない状況に陥る可能性がある

自分の土地から埋蔵金が出てきたとしても、素直には喜ぶことができない状況に陥る可能性がある。掘り出された埋蔵金には遺失物法が適用されるため、警察に届けなければならない。そして3ヶ月以内に持ち主(所有者、もしくはその子孫)が現れないかぎり、埋蔵…

【歴史】武田信玄は、駿河国獲得後、将来の海戦を見据えて急ピッチで水軍の鍛錬を行っていたが、のちに信玄の戦術は日本海軍に採用され、日本海海戦でバルチック艦隊を破った

武田信玄は、駿河国獲得後、将来の海戦を見据えて急ピッチで水軍の鍛錬を行っていたが、のちに信玄の戦術は日本海軍に採用され、日本海海戦でバルチック艦隊を破った。信玄の海上作戦計画は、孫氏の兵法をベースとした信玄独自のもので、日本海軍の元帥であ…

【車】「運転ができる」という理由から、日本初の自動車ドライバーに、鉄道の機関士が選ばれたが、乗車後すぐに堀に落ちた

「運転ができる」という理由から、日本初の自動車ドライバーに、鉄道の機関士が選ばれたが、乗車後すぐに堀に落ちた。自動車は、アメリカ在住の日本人より、皇太子(大正天皇)に献上された電気自動車。 乗るのは危険と判断され、その後使われることはなかっ…

【動物】死んだ魚が水面に浮かび上がってくるのは、浮力調節機能が働かなくなってしまったためである

死んだ魚が水面に浮かび上がってくるのは、浮力調節機能が働かなくなってしまったためである。魚には浮袋というものが備わっており、浮袋を使って浮力を調節しているが、死ぬとその機能を失ってしまう。

【食物】乳牛は、牛乳を生産するために、たえず妊娠している

乳牛は、牛乳を生産するために、たえず妊娠している。 乳牛は、子牛を生むことで、初めて乳(生乳)が出る。

【詐欺】アメリカ大陸を発見したコロンブスは、自らは神の使いである、ということを現地住民に知らしめるために、月食を予言した

アメリカ大陸を発見したコロンブスは、自らは神の使いである、ということを現地住民に知らしめるために、月食を予言した。月食は、当時のヨーロッパの科学水準で十分に予測できるものであったため、コロンブスもその技術を活用しただけに過ぎないのだが、現…

【動物】フグは毒を持っているが、自分で毒を作っているわけではない

フグは毒を持っているが、自分で毒を作っているわけではない。もともとフグは無毒な動物なのだが、貝やヒトデなどの餌を食べているうちに、餌の中に含まれる毒が体内に蓄積されることで毒化する。ちなみに、無毒な環境でフグを養殖すると、無毒なフグができ…

【動物】淡水魚も海水魚も、体内の塩分濃度は同じである

淡水魚も海水魚も、体内の塩分濃度は同じである。 一般的に生き物の体の塩分濃度は0.9%程度で、淡水魚や海水魚だけでなく、人間も同様の数値を示している。淡水魚は、体表全体から水が浸透してくるため、尿を大量に排出することによって、塩分濃度を調節し…

【和歌】春の七草は、和歌の57577調で覚えることができる

春の七草は、和歌の57577調で覚えることができる。 「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、春の七草」秋の七草も、57577調で覚えることができる。 「はぎ、ききょう、くず、ふじばかま、おみなえし、おばな、なでしこ、秋の七…

【迷惑】アメリカの風土病・梅毒は、コロンブスがアメリカ大陸を発見した20年後には日本に入ってきていた

アメリカの風土病・梅毒は、コロンブスがアメリカ大陸を発見した20年後には日本に入ってきていた。 そして約1年で日本全国に広まった。伝播したのは日本だけではない。 東南アジアでも、船に乗ってやってきたポルトガル人やオランダ人たちによって広められ、…

【歴史】江戸時代の離婚届(離縁状)は、縦線を4本引いて、そこに爪跡を一つつけるだけでよかった

江戸時代の離婚届(離縁状)は、縦線を4本引いて、そこに爪跡を一つつけるだけでよかった。離縁状のことを三行半(みくだりはん)ともいうが、文字通り、3行半の文章を書けば離婚することができた。 1行当たりの文字数は12文字程度。しかし、江戸時代には文…

【地球】オゾン層に点在するオゾンを地表に集めてみると、3ミリ程度の厚みにしかならない

オゾン層に点在するオゾンを地表に集めてみると、3ミリ程度の厚みにしかならない。 そんな濃度の薄いオゾンではあるが、成層圏(約10~50km上空)に広く分布することで、有害な紫外線の多くを吸収してくれている。

【宇宙】アポロ宇宙船は、大気圏へ突入するとき、機体を意図的に溶かすことで、地表へと帰還していた

アポロ宇宙船は、大気圏へ突入するとき、機体を意図的に溶かすことで、地表へと帰還していた。スペースシャトルは、機体全体をタイル張りにすることで、大気圏突入時の摩擦熱に対抗できるようになっているが、 アポロ宇宙船は、スペースシャトルよりも高速度…

【化学】人間のDNAの60%はバナナと同じである

人間のDNAの60%はバナナと同じである。 一致している部分の多くは、細胞をどのようにコントロールするかという部分で、多くの動植物が同じような構造を持っている。

【歴史】明治、大正時代には、ネオンサインがなかったため、「花ガス」と呼ばれるガスを使った広告看板が用いられていた

明治、大正時代には、ネオンサインがなかったため、「花ガス」と呼ばれるガスを使った広告看板が用いられていた。 ガスの炎に、ナトリウム、カリウム、リチウム、銅などを混ぜて燃やすことで、様々な炎の色を作り出し、花や旗、文字などをあしらった広告看板…