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【歴史】17世紀のヨーロッパでは、マントやハイヒールは、大便から衣服を守るために使われていた

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17世紀のヨーロッパでは、マントやハイヒールは、大便から衣服を守るために使われていた。

当時、人々の家庭にはトイレがなかった。

そのため大便は、2階や3階から地面に向かって投げ捨てる、ということが当たり前のように行われていたため、人々は飛来物から衣服を守るためにマントを着用していた。

また地面は汚物まみれになっていたので、ハイヒールを履いて、スカートのすそが汚れないようにしていた。

そのため、当時のハイヒールには、かかとだけでなく、つま先にもヒールがついていた。

約2000年前、古代ローマ帝国時代には、上下水道が整備され、家庭用トイレや公衆トイレも整備されていた。

しかし、北方ゲルマン民族により古代ローマ帝国が滅ぼされると、トイレ文化は滅亡した。

彼らは騎馬民族であったため、固定された位置にトイレを設置する必要がなかったためである。

そのため、10世紀以上もの間、市民レベルでトイレ文化が復活することはなかった。

ちなみに、貴族階級であるマリー・アントワネットは、ヴェルサイユ宮殿でトイレを使用していた。