興味あること

興味深いことをいろいろと。

【歴史】参勤交代が行われていたとき、ある大名は、途中で旅費がなくなったため、泣いていた

参勤交代が行われていたとき、ある大名は、途中で旅費がなくなったため、泣いていた。泣いたのは、出羽・鶴岡14万石の藩主酒井忠徳。江戸からの帰還中、福島に滞在しているときに、会計係の役人が旅費がつきたことを告げると、忠徳は「わずか百余里の旅費さ…

【魚】魚の体には、年輪のように、年齢が刻み込まれている

魚の体には、年輪のように、年齢が刻み込まれている。これは「年齢形質」と呼ばれており、うろこや耳石、脊椎骨(背骨)などを調べることに、年齢が確認できる。多くの魚は、うろこを見るだけで簡単に年齢が確認できる。ヒラメなど、一部の魚類は、うろこが…

【植物】ワサビは防腐剤にもなる

ワサビは防腐剤にもなる。餅を入れたタッパーを二つ用意し、片方にはワサビおろしを1グラム入れ、もう片帆には何も入れない。それを、25℃の部屋の中に10日間放置すると、ワサビおろしを入れた方の餅にはカビは生えず、何も入れなかった方の餅はカビだらけに…

【危険】カセットコンロ用の燃料缶は、カセットコンロに正しく接続しないと、火災を招くおそれがある

カセットコンロ用の燃料缶は、カセットコンロに正しく接続しないと、火災を招くおそれがある。カセットコンロ用の燃料缶には、ブタンやプロパンなどが液体の形で充填されている。しかし、これらのガスは、液体のまま使用すると火力が強すぎる。そのため、気…

【植物】植物の葉で写真を現像することができる

植物の葉で写真を現像することができる。用意するものはこちら。 写真のフイルム(現像したもの) 70℃の湯 濃度90%のアルコール ヨウ素液 ①植物の葉に写真のフイルムを貼り、光合成を行わせることで、葉にデンプンを蓄える(3時間)②葉を取り出し、熱湯にさ…

【歴史】江戸時代、遊郭で働く女性は、客に対して本気になったとき、自らの指を切断して、その本気の度合いを見せていた

江戸時代、遊郭で働く女性は、客に対して本気になったとき、自らの指を切断して、その本気の度合いを見せていた。これは、心中立てと呼ばれるもので、爪を剥がしたり、入れ墨をしたり、髪を切ったり、切指(切断)などを行っていた。指を切るときには、介錯…

【歴史】戦国時代の武士は、主君を変えたとき、新たな主人には無禄で仕えた

戦国時代の武士は、主君を変えたとき、新たな主人には無禄で仕えた。理由は、新たな主人のもとでは、まだ何も手柄を立てていないためである。浪人・斑鳩(いかるが)平次は、上杉家に仕えていたとき、2000石をもらっていた。しかし、新たに肥後(熊本県)の…

【電気】空気の成分で3番めに多いのはアルゴンである

空気の成分で3番めに多いのはアルゴンである。空気の成分を多い順に並べると以下の通り。 窒素 78% 酸素 21% アルゴン 0.93% 二酸化炭素 0.04% アルゴンは、白熱電球などに使われている。電球のフィラメントは、高温になると原子が飛び出し、細くなってしま…

【植物】ニホンタンポポは、セイヨウタンポポに追われて生活圏を失っているわけではない

ニホンタンポポは、セイヨウタンポポに追われて生活圏を失っているわけではない。人間が宅地や道路を作って自然の原野を破壊していっているため、ニホンタンポポは環境の変化についていくことができず、姿を消している。また、セイヨウタンポポは、①一年中咲…

【地震】気象庁は地震予知のために地震雲を利用していない

気象庁は地震予知のために地震雲を利用していない。地震雲とは、地震が発生する前に現れる、ふだん目にすることのない特徴的な雲のことであるが、実際には明確な定義はなく、地震との関連性もはっきりとしていない。また、地震雲とされている雲の多くは、巻…

【歴史】神社に奉納する絵馬は、生きた馬を奉納していた時代の名残りである

神社に奉納する絵馬は、生きた馬を奉納していた時代の名残りである。馬は神様の乗り物だったため、天災や疫病などに見舞われたとき、氏神の神座を移して、神霊をやわらげようとしていた。それが次第に、木製や土製の馬に変わっていき、平安時代中頃から絵馬…

【植物】一株のトマトの木に10000個のトマトをつける農業方法がある

一株のトマトの木に10000個のトマトをつける農業方法がある。ハイポニカ農法(水気耕法)と呼ばれるもので、この農法でトマトを育ててみると、茎の太さが20センチメートルもあるトマトの木になり、枝は10メートルもの長さに伸びるという。ハイポニカ農法で植…

【植物】世界最大の花ラフレシアは、光合成を行わない「花」だけの存在であるため、葉や茎などはない

世界最大の花ラフレシアは、光合成を行わない「花」だけの存在であるため、葉や茎などはない。ラフレシアは、栄養を補給するために、大木の根などに寄生し、大木の養分を吸い取って生きている。そのため、ラフレシアは、茎で自分自身の体を支えることを放棄…

【歴史】明治5年頃、日本はウサギブームにわいていた

明治5年頃、日本はウサギブームにわいていた。当初は、かっこいいウサギを飼育するというおだやかなものだったが、海外から新種や珍種がぞくぞくと輸入されるにつれて、ウサギ飼育は次第に投機の対象となってしまった。ウサギの市場や品評会などが各所で行わ…

【歴史】武蔵坊弁慶という人物は実在しない

武蔵坊弁慶という人物は実在しない。義経記の第三巻には「熊野の別当弁せうが嫡子、西塔の武蔵坊弁慶とぞ申しける」という記述があり、武蔵坊弁慶が実在したかのような記述が見られる。しかし『熊野別当代々記』という戸籍を記した書物には、弁慶の父とされ…

【暦】アイヌ民族の自然暦は、なんだかかわいい

アイヌ民族の自然暦は、なんだかかわいい。自然の移り変わりが、そのまま月の名称になっているため、アイヌ民族がどのような生活をしていたのかがわかる暦となっている。また、アイヌ民族は、北海道、千島列島、樺太など広い範囲で生活をしていたため、地域…

【植物】同じ花からとったものでも、花のミツとハチミツとの間では、成分が異なる

同じ花からとったものでも、花のミツとハチミツとの間では、成分が異なる花のミツに含まれる成分のほとんどはショ糖で、ほんのわずかだけブドウ糖と果糖が含まれている。これに対しハチミツは、ショ糖がごくわずかしかなく、大部分がブドウ糖と果糖になって…

【歴史】江戸時代、人々は様々な動物を使って賭けをしていた

江戸時代、人々は様々な動物を使って賭けをしていた。闘犬、闘牛、闘鶏などは現代にも残っているが、他にもクモを使った賭けや、ウグイスを使った賭けが行われていた。ハエトリクモを使った賭けでは、まず桶に水を張り、その上に一本の棒を置いて、その両端…

【暦】現在の1月1日は、春分の日から逆算する形で定められた

現在の1月1日は、春分の日から逆算する形で定められた。西暦325年に開かれたキリスト教公会議により、春分日は3月21日にすることが決定した。そして、ユリウス暦では、1月が31日、2月が28日ということが定められていたため、逆算する形で1月1日が求められた…

【歴史】大坂夏の陣で大坂城は落城したが、実は、大坂城を落城させたのは、大坂城を作った豊臣秀吉自身だという説がある

大坂夏の陣で大坂城は落城したが、実は、大坂城を落城させたのは、大坂城を作った豊臣秀吉自身だという説がある。大坂城が完成したとき、秀吉は徳川家康を連れて大坂城を案内していた。そして、秀吉は、「たとえ日本全土の軍勢がこぞって攻めてきても、摂津…

【酒】世界で一番アルコール度数の高い醸造酒は日本酒である

世界で一番アルコール度数の高い醸造酒は日本酒である。醸造酒とは、原料に酵母を加え、アルコール発酵させて作った酒のことで、日本酒やワイン、ビールなどが該当する。日本酒を作ったときのアルコール度数は、23%ほど。そのままでは強すぎるため、水で薄…

【歴史】昔は、形見分けというものがなく、その人が死んだら、その人のものはすべて処分することになっていたため、人々はすべてのものを処分したし、天皇家は都ごと処分した

昔は、形見分けというものがなく、その人が死んだら、その人のものはすべて処分することになっていたため、人々はすべてのものを処分したし、天皇家は都ごと処分した。そのため、古代では遷都が頻繁に行われていた。死は汚れであり、不吉なことであり、そう…

【食物】ヨーグルトは、ノーベル賞がもらえるほど、優れた健康食品である

ヨーグルトは、ノーベル賞がもらえるほど、優れた健康食品である。ロシアの微生物学者メチニコフは、ブルガリア旅行中、現地に住む人々の中に、90歳以上のお年寄りが非常に多くいることに気づいた。そして彼らの食生活を調査してみたところ、牛乳を発酵させ…

【歴史】打ち上げ花火の「かぎやー」「たまやー」で有名な玉屋は、火の不始末により火事を起こしてしまったため、取り潰し処分を受けていた

打ち上げ花火の「かぎやー」「たまやー」で有名な玉屋は、火の不始末により火事を起こしてしまったため、取り潰し処分を受けていた。玉屋とは、江戸・両国吉川町の玉屋市兵衛、鍵屋とは、日本橋横山町の鍵屋弥兵衛のことで、江戸の花火屋の草分けとされてお…

【歴史】江戸時代、一文銭を96枚集めると、百文銭として扱われていた

江戸時代、一文銭を96枚集めると、百文銭として扱われていた。これは省百(しょうひゃく)と呼ばれるもので、なぜか、96=100という計算式が成り立っていた。そのため、一両は四千文であるにもかかわらず、実際には3840枚集めるだけでよかった。ちなみに、水…

【歴史】現在、叙勲は人間しかもらえないが、戦前は人間以外でも叙勲がもらえた

現在、叙勲は人間しかもらえないが、戦前は人間以外でも叙勲がもらえた。叙勲をもらったのは、ウマやイヌ、ハトの三種。軍隊がタダ同然のように徴発していたため、その罪滅ぼしの意味を込めて、昭和8年5月に陸軍功章が設けられた。与えられる功章は甲乙丙の…

【歴史】日本軍は、装甲列車と装甲列車が対決する戦闘を経験したことがある

日本軍は、装甲列車と装甲列車が対決する戦闘を経験したことがある。満州事変が始まった翌日(1931年9月19日)、関東軍(日本軍)は、満州鉄道の機関車に鋼鉄板を張りつけ、臨時の装甲列車(走行機関車)を作成した。一方、張学良(中華民国)が率いる軍隊は…

【食物】全米第1位のりんごの生産地バーモント州の人々は、罹患率の低さ、一人あたりの医療費の低さについても、全米第1位である

全米第1位のりんごの生産地バーモント州の人々は、罹患率の低さ、一人あたりの医療費の低さについても、全米第1位である。バーモント州は、もともとりんごの生産量が多い地域だったが、りんご製品の振興をはかるために税制を改革したところ、りんご製品を得…

【暦】神無月は神がいない月ではないし、師走は法師が走り回る月でもない

神無月は神がいない月ではないし、師走は法師が走り回る月でもない。旧暦の月名は、和風月名(わふうげつめい)とも呼ばれている。和風月名の意味はこちら。睦月(1月・むつき) 親しい人たちがむつみあう月。如月(2月・きさらぎ) 衣更着とも書く。 暖かく…

【食物】日本で一番消費量が多い漬け物はキムチである

日本で一番消費量が多い漬け物はキムチである。漬物ポータルサイトの「食品製造業の生産動向調査より漬物生産量」によると、1位であるキムチの生産量は19.5万トン(平成25年度)。2位は浅漬けで、10.9万トン。3位は梅干し以外の塩漬けで、7.2万トンとなって…