興味あること

興味深いことをいろいろと。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【動物】警察犬は、残された足跡から犯人を追う場合、犯人の足から出る汗のにおいを嗅いで、行方を追っている

警察犬は、残された足跡から犯人を追う場合、犯人の足から出る汗のにおいを嗅いで、行方を追っている。人間は一日に1リットルもの汗をかくが、体の中で最も汗をかきやすいのは足の裏である。そのため、人間が歩いたあとには、汗が足跡となって残っている。汗…

【食物】「さきいか味」のガムが販売されたことがある

「さきいか味」のガムが販売されたことがある。製造したのはロッテ(昭和51年頃)。売れなかったらしい。町の声(昭和40年生まれ)。「友達と一緒に買いました。友達はゲーといってすぐ口から出しました。私は一応食べてみたけど、平たくてちょっと白い粉の…

【法律】大手企業は、飲み物のラムネを作ることができない

大手企業は、飲み物のラムネを作ることができない。飲料業界には「分野調整法」という法律があり、中小企業が中心となっている市場に大企業が参入しようとする場合、大企業は、その影響度を十分に考慮しなければならない、と定められている。そのため、 ラム…

【歴史】EXPO'70狂騒曲 その2 ついに開催された万博

EXPO'70狂騒曲 その2 ついに開催された万博開園前日の徹夜組は40名。 先頭は、日本の青年と、シカゴから来た青年。 二人はどちらも、自分が先頭であると主張した。1970年3月15日、ついに万博が開催された。 開園時、入場券売り場では、お札が乱れ飛んでいた…

【歴史】昔は、買い物のお釣りにガムが渡されていた

昔は、買い物のお釣りにガムが渡されていた。これは、昭和38年に発売された「おつりガム」と呼ばれるもので、1円玉が不足したときに、1枚1円のガムを渡して、お釣りの代わりにするというものだった。ハリスや、キングトリスといったガムメーカーが、地方のス…

【食物】ハマチの稚魚は、流れ藻と呼ばれる藻と一緒に海流を流れているため、流れ藻ごと稚魚をつかまえることで、ハマチの養殖は実現している

ハマチの稚魚は、流れ藻と呼ばれる藻と一緒に海流を流れているため、流れ藻ごと稚魚をつかまえることで、ハマチの養殖は実現している。流れ藻とは、海面に浮遊している様々な藻類や海草の総称である。ブリ(ハマチ)は、流れ藻に卵を植えつける習性を持って…

【食物】ふだん目にしているワカメが緑色なのは、緑色にするための工夫が施されているからである

ふだん目にしているワカメが緑色なのは、緑色にするための工夫が施されているからである。ワカメは、取ってきたものをそのまま天日干しにすると、褐色(こげ茶色)になってしまう。そのため、取ってきたワカメに灰をまぶして干すという技法が使われている(…

【歴史】EXPO'70狂騒曲 その1 開催までの軌跡

EXPO'70狂騒曲 その1 開催までの軌跡万博は、大阪で開催される予定となっていたが、敷地面積を確保することが難しかったため、琵琶湖を埋め立てて開催する案が出ていた。万博の会場には大阪府吹田市が選ばれた。 当時は一面に竹林が広がっていたため、地元の…

【歴史】太平洋戦争末期、日本軍は秘密兵器として風船爆弾を開発していた

太平洋戦争末期、日本軍は秘密兵器として風船爆弾を開発していた。風船爆弾とは、爆弾や焼夷弾のついた気球で、日本沿岸から放流してジェット気流に乗せ、アメリカ本土を攻撃するというものだった。9000個が放流され、約50時間をかけ、アメリカ本土を空襲し…

【医療】初診時に初診料がかかるのは、2回目以降の診察と比べて時間がかかるためである

初診時に初診料がかかるのは、2回目以降の診察と比べて時間がかかるためである。初めて受診する場合、医師は、病歴や体質、アレルギー、副作用の経験、他に病気をしていないか、常用している薬は何か、職業、嗜好など、様々なことをたずねなければならない。…

【食物】「ごはんですよ」などの海苔の佃煮は、戦後にできた食べ物である

「ごはんですよ」などの海苔の佃煮は、戦後にできた食べ物である。ごはんですよ、の正式名称は「江戸むらさき」。江戸むらさきは、桃屋が開発した。桃屋は、もともと果物の缶詰を主力製品として生産していた。しかし、終戦による輸入の自由化により、欧米の…

【戦争】戦時中、日本軍は、さつまいもを燃料にして戦闘機を飛ばそうとしていた

(2019/12/25 新規) 戦時中、日本軍は、さつまいもを燃料にして戦闘機を飛ばそうとしていた。さつまいもを加工すると、燃料用アルコールが生成できるため、国策としてさつまいもが大量に植えられていた。しかし国内の飢えが進行し、食料増産の方が喫緊の課…

【算数】九九には、掛け算だけでなく、割り算もある

九九には、掛け算だけでなく、割り算もある。割算九九(別名、八算)と呼ばれるもので、戦前の小学生はこれを暗唱していた。たとえば「1÷2=0.5」の場合は、「二一天作の五」(にいちてんさくのご)となり、「二一」が「1÷2」を表し、「天作の五」が「.5」を…

【医療】「うつは心のかぜ」という言葉があるが、これは、抗うつ剤の販売を促進させるキャッチコピーである可能性があるため、鵜呑みにしないほうが良い

「うつは心のかぜ」という言葉があるが、これは、抗うつ剤の販売を促進させるキャッチコピーである可能性があるため、鵜呑みにしないほうが良い。うつには、軽度のうつと、重度のうつ(大うつ病)の2つに大別することができる。重度のうつの場合は、抗うつ剤…

【歴史】戦前の学校の名簿は、五十音順ではなく、生年月日順だった

戦前の学校の名簿は、五十音順ではなく、生年月日順だった。これは、「一日でも早く入隊したものは上官と心得よ」という軍隊の規律を踏襲したもので、一日でも早く生まれた者は、それだけで偉いとされていた。

【医療】日本糖尿病学会は、炭水化物、タンパク質、脂肪の三大栄養素をさらに細分化し、糖尿病患者だけでなく、健常者にも適用できる食物の一覧表(食品交換表)を作成している

日本糖尿病学会は、炭水化物、タンパク質、脂肪の三大栄養素をさらに細分化し、糖尿病患者だけでなく、健常者にも適用できる食物の一覧表(食品交換表)を作成している。この表1~6までの食物を、毎食バランスよく摂取することで、健康な体づくりができると…

【歴史】明治政府は、国民に名字を名乗ることを許したが、これは四民平等をねらったものではなくて、徴税と徴兵を円滑に行うためだった

(2020/01/13 新規) 明治政府は、国民に名字を名乗ることを許したが、これは四民平等をねらったものではなくて、徴税と徴兵を円滑に行うためだった。明治3年、政府は国民に名字を名乗ることを許した。しかしこれは届出制であったため、頭のよい国民は、名字…

【鉄道】新幹線は岐阜を通っているが、もともとは岐阜を通らず、三重県の鈴鹿山脈にトンネルを掘って、名古屋と京都を結ぼうとしていた

新幹線は岐阜を通っているが、もともとは岐阜を通らず、三重県の鈴鹿山脈にトンネルを掘って、名古屋と京都を結ぼうとしていた。理由は、その方が短距離だからである。しかし、技術的な問題で難工事が予想されていたことに加え、工事費用を借りていた世界銀…

【歴史】満州事変は、日本の方から仕掛けた戦争なのではないか、というデマが国内に広がったが、実は本当だった

満州事変は、日本の方から仕掛けた戦争なのではないか、というデマが国内に広がったが、実は本当だった(1931年)。日支事変は、日本の方から仕掛けた戦争なのではないか、というデマが国内に広がったが、実は本当だった(1937年・日中戦争)。ノモンハン事…

【鉄道】明治時代の寝台車にはダブルベッドが搭載されていた

明治時代の寝台車にはダブルベッドが搭載されていた。ダブルベッドが搭載されていたのは、明治43年に新造された「オロネ9140形」。日露戦争勝利により、国際的地位が向上したとする国民たちの「自意識」や、外国人観光客の誘致をはかる目的から製造された。…

【社会】ノーベル賞は生存者にしか与えられないが、ノーベル賞の候補者が交通事故を起こしてしまったため、アカデミーは急遽その人物にノーベル賞を授けた

ノーベル賞は生存者にしか与えられないが、ノーベル賞の候補者が交通事故を起こしてしまったため、アカデミーは急遽その人物にノーベル賞を授けた。アカデミーは、ノーベル賞を授け損なったことが何度かある。モーズリーの法則を提唱したヘンリー・モーズリ…

【歴史】アインシュタインのノーベル賞受賞の理由が相対性理論にならなかったのは、当時アインシュタインが、相対性理論をめぐる宗教問題や政治問題に巻き込まれてしまっていたためである

アインシュタインのノーベル賞受賞の理由が相対性理論にならなかったのは、当時アインシュタインが、相対性理論をめぐる宗教問題や政治問題に巻き込まれてしまっていたためである。1910年代、ヨーロッパでは、ユダヤ人を排斥する運動が各地で行われていた。…

【商品】メンソレータムは、クリスチャンによって広められた

メンソレータムは、クリスチャンによって広められた。明治38年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズというアメリカ人が、英語教師として、滋賀県近江八幡に赴任した。彼は、教師としてだけでなく、キリスト教を布教させることも目標としていたが、学校をクビと…

【商品】おにぎりは、ラップを使って握ったほうが衛生的である

おにぎりは、ラップを使って握ったほうが衛生的である。おにぎりの作り方にはいろいろあるが、 手に塩と水をつけてにぎる 手に酢と塩をつけてにぎる ラップでにぎる の3つで比較実験をしてみたところ、「細菌をつけない」という点では、ラップで握ったほうが…

【商品】バナナが高級果物だった時代、子供たちの間では、バナナ味の歯みがき粉が流行っていた

バナナが高級果物だった時代、子供たちの間では、バナナ味の歯みがき粉が流行っていた。中には好きすぎて、歯みがき粉自体を食べてしまう子供もいた。バナナは、昭和39年の輸入自由化により値段が一気に下がった。そして、昭和50年代には普通の果物であると…

【体】女性にバラの花束を贈る男性がいるが、化学的に見てみると、その行動は正しい

女性にバラの花束を贈る男性がいるが、化学的に見てみると、その行動は正しい。バラの香りに含まれているフェニルエチルアミンという成分には催淫効果(媚薬効果)があるため、バラは女性を振り向かせるアイテムとして適している。脳には大脳新皮質という、…

【服飾】ボウリング場の貸しシューズのデザインがダサいのは盗難防止のためである

ボウリング場の貸しシューズのデザインがダサいのは盗難防止のためである。ボウリングブームが発生した1970年前後、ボウリングウェアは最新のファッションとなっていたため、ボウリングシューズの盗難が相次いでいた。そこでシューズのデザインを、あえてダ…

【商品】1969年に登場したプッシュホン(電話)は、液晶ディスプレイとかも何もないのに、電卓として使用することができた

1969年に登場したプッシュホン(電話)は、液晶ディスプレイとかも何もないのに、電卓として使用することができた。電卓がまだ家庭に普及していないころ、電電公社(NTT)は、女性の音声案内で計算結果を教えてくれる「電話計算サービス」というものを行って…

【歴史】江戸時代の子供たちは、15歳になるまで、3年単位で育てられていた

(注意: 江戸しぐさ自体が、近年の創作である可能性があるため、その点を考慮しつつ読んでいただけるとありがたいです。投稿時に、創作である可能性に気づいたため)江戸時代の子供たちは、15歳になるまで、3年単位で育てられていた。これは、江戸時代の商人…

【野球】1980年代、プロ野球ではサイン盗みが横行していたため、その対策として、ピッチャーとキャッチャーのグローブには乱数表が貼りつけられていた

1980年代、プロ野球ではサイン盗みが横行していたため、その対策として、ピッチャーとキャッチャーのグローブには乱数表が貼りつけられていた。乱数でサイン交換を行えば見破られることはないだろう。そのような思惑で導入されたが、あまりにも乱数が複雑で…