興味あること

興味深いことをいろいろと。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【医療】睡眠剤を定期的に飲んでいる人は、飲まない人と比べて、死亡率が2割もあがる

睡眠剤を定期的に飲んでいる人は、飲まない人と比べて、死亡率が2割もあがる。これは、何か重病を患っているのと同じ危険度である。睡眠剤は、脳だけでなく、免疫に関係する細胞にも働いてしまうため、抵抗力が弱まり、がんや感染症にかかりやすくなってしま…

【人間】「三つ子の魂百まで」ということわざは、医学、心理学、脳科学のすべてにおいて正しい

「三つ子の魂百まで」ということわざは、医学、心理学、脳科学のすべてにおいて正しい。3歳になるまで、子供の脳は急速に成長し、脳の基本回路であるネットワークが構築される。この時に、脳を健全に育てると、様々な能力(性格、運動、勉強)を身につけるこ…

【食物】世界一硬い食べ物は、かつお節である

世界一硬い食べ物は、かつお節である。2位は中国の乾燥アワビ、3位はヨーロッパの干し肉である(諸説あり)。かつお節の原型は、「鰹魚」と呼ばれるもので、かつおを素干しにしただけの保存食料だった(10世紀・『延喜式』)。現在のような、かつお節の燻製…

【世間】財布に赤ん坊の写真を入れておくと、なくしても88%の確率で返ってくる

財布に赤ん坊の写真を入れておくと、なくしても88%の確率で返ってくる。これはイギリスの大学が行った調査によるもので、返却率は、 15% 何も入れていない 28% カップルの写真 48% 家族写真 56% 子犬 88% 赤ん坊 である。赤ん坊の写真は、自分の子供じ…

【歴史】日本で初めてガムが販売されたとき、広告文にはガムの食べ方が書いてあった

日本で初めてガムが販売されたとき、広告文にはガムの食べ方が書いてあった。少し長いけれど、明治43年7月の広告を引用してみると、「甘美、芳香、清爽、噛んで尽きざるが特徴なり。欧米流行の嗜好品。運動家、事務家、紳士貴婦人老若男女諸賢は、すべからく…

【歴史】第二次世界大戦初期、イギリス軍はドイツ軍の暗号を解読し、古都コベントリーが爆撃される情報を事前に入手していたが、イギリスの首相チャーチルはその報告を握りつぶし、古都コベントリーは爆撃により壊滅した

第二次世界大戦初期、イギリス軍はドイツ軍の暗号を解読し、古都コベントリーが爆撃される情報を事前に入手していたが、イギリスの首相チャーチルはその報告を握りつぶし、古都コベントリーは爆撃により壊滅した。暗号解読の報告を受けたチャーチルは、しば…

【医療】消毒用のアルコールには、飲用すると危険なメタノールが含まれている

消毒用のアルコールには、飲用すると危険なメタノールが含まれている。消毒用のアルコールに使われているエタノールは、そのまま飲用すると酒にもなるため、酒税法を考慮した結果、飲用に適さない毒物が混ぜられている。ただし、危険なのは飲用時のみで、皮…

【歴史】昭和13年、ゴムの輸入がかなわなくなった日本海軍は、ゴムを使わない独自のガムを開発していたが、軍事用のガムであったため、中にはコカインが含まれていた

昭和13年、ゴムの輸入がかなわなくなった日本海軍は、ゴムを使わない独自のガムを開発していたが、軍事用のガムであったため、中にはコカインが含まれていた。日本海軍が製造したガムは、「小麦粉からグルテンを抽出し、ブドウ糖、砂糖、ビタミン、コカイン…

【歴史】第二次世界大戦前、日本の暗号機「紫暗号」はアメリカ側にすぐに解読されてしまったため、表面上は平和外交を行っている日本の態度に、アメリカ側はがっかりしていた

第二次世界大戦前、日本の暗号機「紫暗号」はアメリカ側にすぐに解読されてしまったため、表面上は平和外交を行っている日本の態度に、アメリカ側はがっかりしていた。紫暗号が導入されたのは1939年。日本側は、暗号が解読されることはないとタカをくくって…

【医療】インフルエンザワクチンが効くという保証はない

インフルエンザワクチンが効くという保証はない。現在、インフルエンザワクチンの学童への義務接種が中止されているが、これは隣接する2つの市で行われた実験結果に基づいている。一方の市では、80%の学童にワクチンを接種させ、もう一方の市では、学童にワ…

【歴史】第一次世界大戦中、不戦を表明していたアメリカは、イギリス諜報部の工作活動にまんまと引っかかってしまい、ドイツに宣戦布告した

第一次世界大戦中、不戦を表明していたアメリカは、イギリス諜報部の工作活動にまんまと引っかかってしまい、ドイツに宣戦布告した。1917年初頭、ドイツはメキシコに対して秘密電文を打ち、アメリカを牽制してくれないかと依頼した。しかしイギリスの暗号解…

【歴史】ラジオ体操第一と第二は、それぞれ3代目、4代目のラジオ体操である

ラジオ体操第一と第二は、それぞれ3代目、4代目のラジオ体操である。初代ラジオ体操は、昭和3年に、逓信省簡易保険局(かんぽ生命保険)によって作成された。職員が体操の図解を配るなどの活動を行った結果、広く親しまれるようになった。しかし、敗戦後にや…

【歴史】日本海海戦で、日本軍はバルチック艦隊に向けてスパイ船を近づけていったが、ロシア側は、その船が何をしているのかわからなかった

日本海海戦で、日本軍はバルチック艦隊に向けてスパイ船を近づけていったが、ロシア側は、その船が何をしているのかわからなかった。スパイに使われたのは、防護巡洋艦「和泉」。和泉は、日露戦争直前にチリから購入した軍艦で、最新兵器の無線通信設備が搭…

【体】0から9までの各数字を、指定時間いっぱいに書いてもらうだけで、その人の性格がわかる

0から9までの各数字を、指定時間いっぱいに書いてもらうだけで、その人の性格がわかる。これは「人間乱数」と呼ばれているもので、各数字が出てくる頻度、2桁数字の組み合わせ、同一数字の反復度合いなどをみることにより、その人の性格がかなりの精度でわか…

【植物】砂漠に生息しているサボテンの花は、夜にしか咲かない

砂漠に生息しているサボテンの花は、夜にしか咲かない。砂漠地帯の昼間は暑すぎて、花粉を運んでくれる虫なども休んでいるため、彼らが活動を行っている夜に花を咲かせている(虫媒)。アメリカの砂漠地帯に生えている多くのサボテンは、コウモリに花粉を運…

【医療】院内感染は、どれだけ一生懸命に予防しても、5%前後の医療機関で発生している

院内感染は、どれだけ一生懸命に予防しても、5%前後の医療機関で発生している。人院中の患者は、入院前までは健康体だったとしても、抗生物質を使用することで、体内の細菌パターンが変化して抵抗力が落ちる。また、抗がん剤やステロイド剤が使用された場合…

【歴史】初期の電気式信号機は、青から黄色、黄色から赤、赤から青へと色が変わるたびにベルの音が鳴っていた。

初期の電気式信号機は、青から黄色、黄色から赤、赤から青へと色が変わるたびにベルの音が鳴っていた。それ以前の信号機は人力(手動)だった。交通課の巡査が台の上に立ち、「歩け」「止まれ」と書かれた標識棒を振っていた。その後、福引抽選機のようにぐ…

【商品】ロッテはもともと石鹸を作っていた

ロッテはもともと石鹸を作っていた。1946年(昭和21年)、「ひかり特殊科学研究所」という会社名だったロッテは、石鹸だけでなく、化粧品、ポマード、クリーム類の製造卸売を行っていた。製菓業への転身をはかったのは1947年。進駐軍のジープのまわりに子供…

【植物】トウモロコシは、ハムシの攻撃により幾度となく大損害を受けているが、実はトウモロコシの原種はハムシに強く、ハムシに弱いトウモロコシを作り出したのは人間である

トウモロコシは、ハムシの攻撃により幾度となく大損害を受けているが、実はトウモロコシの原種はハムシに強く、ハムシに弱いトウモロコシを作り出したのは人間である。トウモロコシの原種は、粒が数粒しか取れなかったため、品種改良が繰り返されることによ…

【誤認】童謡「アルプス一万尺」のアルプスとは、ヨーロッパのアルプスではなくて、日本アルプスのことである

童謡「アルプス一万尺」のアルプスとは、ヨーロッパのアルプスではなくて、日本アルプスのことである。歌詞は、「アルプス一万尺、こやりの上で」と続くが、この「こやり」とは小槍のことで、北アルプス・槍ヶ岳の頂上付近にある岩峰(小槍)を指している。…

【歴史】真珠湾攻撃に成功した日本軍は「トラトラトラ」(我れ奇襲攻撃に成功せり)と打電したが、この「トラトラトラ」は虎ではなくて、なんの意味も持たない言葉である

真珠湾攻撃に成功した日本軍は「トラトラトラ」(我れ奇襲攻撃に成功せり)と打電したが、この「トラトラトラ」は虎ではなくて、なんの意味も持たない言葉である。真珠湾攻撃が行われる前、日本軍は、勝利した場合に無線で報告する打電パターンを事前に決め…

【歴史】ホンジュラスに、サッカーの試合で勝利したエルサルバドルは、さらに追い打ちをかけるかのように、ホンジュラスを空爆した

ホンジュラスに、サッカーの試合で勝利したエルサルバドルは、さらに追い打ちをかけるかのように、ホンジュラスを空爆した。1969年6月27日、ワールドカップ予選の準決勝プレーオフで、両国は対戦し、延長戦のすえ、3対2でエルサルバドルが勝利した。しかし、…

【美術】ムンクの『叫び』の中に出てくる人物は叫んでいない

ムンクの『叫び』の中に出てくる人物は叫んでいない。あの人物は、耳をふさいでいるだけである。この絵が誕生するきっかけとなった出来事が、ムンクの日記に記されている(1892年・30歳)。ある日の夕刻、友人と歩いていると、日が沈み、空が突然、血のよう…

【雑記】昔、私はそう思っていた

昔、私はそう思っていた。第二次世界大戦とかの映像が白黒だったので、それ以前の世界は、なにもかもが白黒でできていると思っていた。昭和50年代とかの映像がコハク色にくすんで見えるため、その時代の世界は、なにもかもがコハク色にくすんでいると思って…

【英語】XYZは「ズボンのチャックが開いてるよ」という意味である

XYZは「ズボンのチャックが開いてるよ」という意味である。日本では「社会の窓」という俗語が使われているように、英語でも俗語が使われている。XYZを表すことになった元の言葉は「Examine your zipper」(チャックを見てみな)。この言葉の頭文字を取って、…

【植物】ジャガイモ、タバコ、桐は、食虫植物の仲間である

ジャガイモ、タバコ、桐は、食虫植物の仲間である。これらの植物の葉の表面では、死んだ昆虫が見つかることが多い。葉に昆虫がとまると、葉から粘着性の高い液体や毒液が分泌され、昆虫がそこで死んでしまうためである。その後、昆虫の死骸は地面に落ちて腐…

【物理】鳥が寄りつかない銅像には、猛毒のヒ素が豊富に含まれている

鳥が寄りつかない銅像には、猛毒のヒ素が豊富に含まれている。銅にヒ素を混ぜると融点が下がり、銅像が作りやすくなるため、昔の銅像にはヒ素が使われていた。しかし金属を溶かす技術が進歩した現在では、ヒ素を混入させて融点を下げる必要がなくなったため…

【誤認】ハイジャックとは、もともと知らない人に声をかけるための言葉だった

ハイジャックとは、もともと知らない人に声をかけるための言葉だった。現在ハイジャックという言葉は、主に飛行機が乗っ取られたときに使われているが、もともとは列車強盗に対して使われていた。西部開拓時代、アメリカでは、列車を止めて乗客らにピストル…

【人物】20世紀最高の物理学者とも称されるアルベルト・アインシュタインは、算数ができなかった

20世紀最高の物理学者とも称されるアルベルト・アインシュタインは、算数ができなかった。ある日、ベルリンの市電に乗っていたアインシュタインは、運賃を支払い、釣り銭を受け取ったが、釣り銭が少ないと思い、文句を言った。しかし車掌は、暗算で釣り銭が…

【海外】インドネシア・スラウェシ島では、死者が出るとすぐには埋葬せず、何年もの間、遺体を家の中に安置させている

インドネシア・スラウェシ島では、死者が出るとすぐには埋葬せず、何年もの間、遺体を家の中に安置させている。島の葬式は壮大であるため、遺族は死者を盛大に送るために、1年や2年、場合によっては10年かけて貯金する。島では、葬式に出した時点で死亡とな…